モニ・セイクレッド

The Hello! Project Stories

【記事紹介】なぜ世界的に有名なギタリストは、一人でJ-POPに乗り込んだのか

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2016-08-18

14歳から17歳頃までは超不良でした。どれだけ不良だったかは言えません。テレビの仕事が減っちゃうからね(笑)。

全然違います! ハワイはアメリカであってアメリカじゃないですね(笑)。

演歌は「こぶし」が重要ですよね。これと同じことがギターでできたら、他のミュージシャンと異なる個性になると思いました。

テーマは国際結婚についてなんですけど、日本語の弁論大会って、みんなつまらないテーマを掲げるじゃないですか。日本のアニメや漫画、クールジャパン文化などなど。僕はまったく興味がなかった。でもせっかく日本語を勉強できる機会だし、大学で学生の前で話すんだったら深い話をしようと思ったんですね。アイルランド人と中国人、アメリカ人と日本人が結婚したりするじゃないですか。違うバックグラウンドで育ってきているのにすごいことだよね。でもこれが繰り返されたら、1万年後には肌の色も宗教も文化も政治的思想も混ざって、人種の違いなどの偏見がなくなるかもしれない。

アメリカにいた時に聴いていたのは、小室哲哉さんやつんく♂さんのプロデュースしていた曲はもちろん、B'zなども含めていろいろですね。90年代のJ-POPは曲がよくて、プロデュースが現代的で、ギターの存在もあって、ポップソングのハッピーさもあり、テクノっぽい要素があるものもあって、めちゃくちゃ幅広い。日本ならではのオリジナルだし、すごく新しかった。

相川さんのツアーに同行すると、彼女のファンは「あのロン毛の外人誰?」って感じでしたね。邦楽を聴いている人は洋楽の世界を知らないじゃん。僕がいたバンドも、メタリカも、クイーンもジョージ・マイケルもみんな一緒だと思っているからね。

政治経済の専門の新聞は読めないですが、スポーツ新聞のちょっとエッチな欄なども読みますよ。興味のあるものは読めますね(笑)。アメリカで日本人が完璧な英語を話してもチヤホヤしてもらえませんが、日本で僕みたいな外国人が日本語を話すと、皆さんが感謝してくれるので、がっかりさせたくないんです。

アメリカ人はアメリカの音楽しか聴かないからね。イギリスで爆発的に売れた、オアシスやロビー・ウィリアムズだって知らない。それはちょっと恥ずかしいです。

アメリカの放送禁止用語は下品な言葉が主なので、禁止される理由が違うんです。

紅白はハワイのテレビで放映していて知っていました。その頃は訳がわからなかった。演出も派手で、日本って変わっているなぐらいにしか思っていなかった。当時の僕にとって、日本は違う惑星みたいな感じでしたから。

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